こんにちは、院長の宮野です。\(^_^ )( ^_^)/
今回も引き続き歯周病についてです。
まずは、歯周病の進行の仕方についてです。
歯周病は大きく分けて、四段階を経て進行します。
早ければ早いほど歯を守れる可能性が高くなりますので、
あてはまる症状がある場合は早めに歯科を受診しましょう。
歯を磨いたときに時々出血があったり、歯茎に赤いところが見られたら歯周病の第一段階です。
念入りな歯磨きなど、プラークコントロールを意識することにより健康な状態へ回復することができます。
もう少し進行すると、歯を磨くたびに出血するようになります。
歯が浮いているような感じがする人や、歯茎にかゆみを感じる人もいます。
この段階になったらまず歯科医院へ行きましょう。歯磨きでは取れない、歯周ポケットの中の歯石を取ってもらわなくてはなりません。
ちなみに、P1とP2の段階を歯肉炎といいます。
ここまででしたら、適切なプラークコントロールと歯科治療により歯を守ることが充分可能です。
歯茎が赤紫色に見えてきたら、いよいよ歯周病が進行してきた証拠です。 かなり大きな歯石ができていますので、細菌も大量に潜んでいます。 また、白血球が細菌を撃退するために闘い始めますので、その死骸が膿となって血と一緒に出てきます。 そのため、口臭もかなりきつくなります。
歯が抜け落ちる直前の状態です。
歯茎は紫色に変色してしまいます。細胞が壊死しているのです。
歯茎が下がりきって、歯がとても長く見えるようになります。 歯の隙間が広がって食べ物が詰まりやすくなったり、指や舌で歯に触れると動くのがはっきりわかります。 また、噛み合わせが悪くなり周りの歯にも悪影響を及ぼしますので、他の歯を守るためにも抜歯する可能性が極めて高くなります。(>_<)
P3・P4の段階まで歯周病が進んでしまうと、正常な歯に戻すことはほとんど不可能です。
そうなる前に歯科で歯のチェックをしていただき、適切な対策を取りましょう。
みなさん、わかりましたか?
歯周病は進行性の病気なんです!
だから、早く治療をした方がよいのです!!
なので、痛くなる前にかかりつけの病院に行って検査を受けましょう。